滅多にヘルメットホルダーは使わないけれど、外で長時間バイクから離れる時にたまに使う。
そのたまにで使う時がやってきてヘルメットホルダーがなくなっていることに気付いた。
おいマジかよ~と思いつつ、パーツカタログあるから買って付けるか~と思ったけど問題が立ち上がある。
鍵を使うパーツを買うと今までの鍵が使えなくなって新規に鍵が増えてしまうという事。
この問題ってなんとかならないのかな~と思いGoogle先生に色々聞いてみたところ、ワンキー化という技がある事を知った。
多少そんな記事や動画が見付かったのだけれど、ほぼKIJIMAの汎用品の加工ばかりで純正をやっている記事が見付からなかった。
とりあえず仕組みは一緒だろ~と純正のホルダーとボルトを注文。
ヘルメットホルダーと鍵2本がセット。
まず裏蓋を開けなきゃいけないけど純正の開け方っていうのが見付からなかったのでドライバーで強引に開けたら普通に歪んだ。
そしたらシリンダーを抜き出す。
セットになっている鍵ではなくメインキーを挿して金のプレートの出っ張りを確認。
鍵を挿した時にこのプレートがまっすぐ引っ込めばシリンダーが回る仕組み。
鍵を抜いてこのプレートを引き出し、全体が一番引っ込むところに並べ替えると次の作業が楽になる。
並び替えても完全に平らになるようにはほぼ出来ないと思うので出っ張りはヤスリで削って平らになるようにする。
一応細かい方で整えるといいかも。
そうしてメインキーで金のプレートが全部引っ込むように出来た。
最初にシリンダーを取り出したらプレートもシリンダー周りもグリスたっぷりだったので戻す前にまたたっぷりグリスを付けておいた。
最初に歪ませてしまった裏蓋はペンチとハンマーでなんとか平らに戻したので裏蓋を閉める。
どこかでカシメられてたのかよく分からないけど、最初のガッチリとした状態には出来なかった。
でもどうせくっつけたら裏蓋が外れることはないので気にしない。
ヘルメットホルダー用のボルトは1本。
これは普通のボルトではない。
ホルダーを付ける場所に穴は2つだけど、1個は出っ張りを嵌め込むだけ。
シリンダー側に先程のボルトを締める。
普通のボルトではないというのはブレイクオフボルトというボルトで一定のトルクが掛かると頭が折れる仕組みになっている。
頭があると外すのも簡単でホルダーごと盗まれてしまうからでしょう。
ということで完成。
メインキーでちゃんと解錠出来るようになった。
当たり前だけど元の鍵ではもう解錠出来ません。